北海道電機の暖吉くんME-7000がエラーC4が表示され、基板の故障を起こしていました。
メーカーにはまだ部品もありましたので、修理も可能でしたが、お客様のご希望で、年数も経過していることもあり、買い替えとなりました。
まずは撤去作業なのですが、蓄熱暖房機の大変なところは蓄熱レンガの運搬です。
重たいものをひたすら運ぶのは重労働です…。
撤去を終えたら、今回は後継品の暖吉くんMVA-7000を設置します。
こちらは、前のモデルよりもファンが内部に組み込まれたことにより両サイドのサイズが小さくなっています。
そのため、お客様と配置を確認し、配線が見えていても構わないので中心で、とのことでしたので、蓄暖のスペースの中心に設置しました。
蓄熱暖房は常に宅内を暖かくしてくれてお部屋の空気も汚さないので、自宅にいる時間が長い方にはとてもいい製品ですが、使用時間に対する電気代が高いというデメリットもあります。
日中はほとんど在宅されずという方には使い勝手が悪いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
北陸電力の割引契約プランなどの理由で蓄熱暖房機が北陸地域で流行り、設置が多く進んだ時期があり、そのころに設置した蓄暖が買替が必要な時期になり始めました。
蓄暖を設置されている部屋のエアコンは冷房を基準に機種を選定し、取り付けられているお宅が多く、一回り小さい部屋用のエアコンが入っているお宅をよく見ました。
毎年使っていらっしゃる方は、エアコンの暖房で十分な暖かさが得られるのかを確認してください。
故障してから買替ではなくて先にお見積をしておくのも一つだと思います。
|