ここ最近、立て続けに蓄熱暖房機(蓄暖)の撤去工事のご依頼をいただきました。
蓄暖は、使用していなくても料金が発生しているって知っていますか…?
契約内容にもよりますが、蓄暖を使用するために、電気の契約容量を高く設定しているはずです。
もし、故障したまま放置をしていたり、最近は使っていないな、ということであれば、とても勿体ないことをしていますよ!!
蓄暖は、リビングの一角に設置されていることも多く、蓄暖本体を撤去するとそれなりのスペースが開くことになります。
なので、その場所を収納に活用できたりもします。
ご希望があれば、蓄暖の配線部分にコンセントを設置することもできますので、活用方法も広がりますね。
蓄暖の中には、蓄熱レンガが入っています。
重量は蓄暖の容量にもよりますが、250~400kgとかなりの重さです。
レンガを花壇などに活用される方もいらっしゃいますので、レンガの処分の有無によっても撤去費用は変わります。
そして、撤去をしただけでは電気代は安くなりません。
大事なのは、蓄暖を撤去したことを電力会社に申請して、適正な電気契約容量にする「電力申請」が必要です。
この申請はお客様が行なうのではなく、電気工事店が行なうものです。
理由としては、蓄暖を撤去をした「図面作成」や、ブレーカーの撤去も必要になるからです。
そのため、撤去にかかる費用の中に、これらの申請にかかる費用が含まれることになり、多少費用が掛かってしまうのですが、無駄にお金を払い続けるよりは、良いと思います。
電気料金も値上げとなります。
「もう使わないな」「壊れてしまった」と放置したままの蓄暖がある方は、撤去をオススメします!
蓄熱暖房機の撤去作業のご依頼の際には、お見積もりのために
□撤去する蓄暖の台数
□蓄暖を設置している階数
□蓄暖の容量または型番
□蓄熱レンガの処分の有無
□撤去後の穴隠しは、プレート or コンセントの設置
上記の情報を合わせてお伝えいただければと思います。